第4位:ただもの(いつも)(573票)
4位は「ただもの(いつも)」!
- 『ただもの』は『ただいま』と関係あると思った
- ただの物かと思ったら『いつも』という意味なんですね
- 只者やないと思った
- 出雲弁には多くのわかりにくい言葉があるが、私が一番悩まされたのは、この『ただもの』である。想像とはまったく違った意味の言葉であった
「ただもの」は、島根県の中でも特に出雲地域で「いつも」や「何度も」、「度々」といった意味で使われています。「ただもの、だんだん」という方言は「いつもありがとう」という意味に。また、関西弁でよく使われる「まいどー」という言葉と同じような意味、使い方で、知り合いの家にお邪魔する時、挨拶として「ただものー」と言うこともあるのだとか!
第3位:もそぶ(重いものを運ぶ)(579票)
- 方言は、分からないですよね…
- 重さまでわかるとは具体的な方言
- 知らないと無理
重いものに対して使います!3位は「もそぶ(重いものを運ぶ)」!
「重いものを運ぶ」という意味の出雲弁「もそぶ」。鳥取県の米子市などでも使われている方言です。「机もそんどいたけん(机を運んでおいたよ)」や「お米をもそんで(お米を運んで)」といった使い方をします。ちなみに「重い」が「もて」、「もっせる」が「ちぎれる」という意味の方言なので、「重たいものを運んで手がちぎれるかと思った」は、「もてもんもそんで手がもっせるかとおもった」になります!
第2位:むらさ(にわか雨)(616票)
- へぇぇぇそうなんだ
- 村じゃないの?
- 『むら=にわか』かなぁとは思うが、『さ=雨』は浮かばない
紫ではありません!2位は「むらさ(にわか雨)」!
「むらさ」は島根県の方言・出雲弁で、急に降り始めてすぐにやむ「にわか雨」のこと。「むらさ」と「にわか雨」では言葉が違いすぎて意味がなかなか結び付かないかもしれませんが、「にわか雨」のことをいう「むらさめ」(漢字では「村雨」や「群雨」、「叢雨」とも書きます)という言葉を知っていると覚えやすいかもしれません!
第1位:えもっちぇ(分家、親戚)(989票)
- この呼び方はエモい!
- えもっちぇと言われても訳わからないし、まるで外国語?って思っちゃうほどです
- 響きにイタリア味がありますねぇ
外国語か若者言葉のような響き!1位は「えもっちぇ(分家、親戚)」!
「えもっちぇ」は出雲弁で「分家」や「親戚」という意味になります。ちなみに、島根県のお隣、鳥取県の境港のあたりの方言では「よもっちぇ」と言うのだとか。そうなると「本家」はどういった方言になっているのか気になるところですが、実は「本家」は「本家」のまま。つまり、「本家と分家」を出雲弁でいうと「本家とえもっちぇ」になります!
島根弁!意味が難しい「島根の方言」ランキングPart2ベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)8,433名が選んだ<島根弁!意味が難しい「島根の方言」ランキングPart2>でした。
TOP10
- 1位えもっちぇ(分家、親戚) (989票)
- 2位むらさ(にわか雨) (616票)
- 3位もそぶ(重いものを運ぶ) (579票)
- 4位ただもの(いつも) (573票)
- 5位ごぼじ(よだれ) (548票)
- 6位よろこびます(助かります) (529票)
- 7位ばんじまして(夕暮れ時のあいさつ) (492票)
- 8位くどまんど(しつこく) (464票)
- 9位ただくち(つまみ食い、ご飯を食べずおかずだけを食べること) (456票)
- 10位あだーん/あっだーん(あらまあ※驚いたときの感嘆詞) (401票)
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,433名
調査日:2025年4月10日